PMFアンサンブル清田区公演2023が7月20日(木)夜、清田区民センターで開催されました。会場に詰めかけた300人近い聴衆が、本格的なクラシックの音色を堪能しました。

 PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)は、世界の若手音楽家を育てる国際音楽祭で、1990年から毎年夏、札幌市で開催されています。

 若手音楽家たちは約1か月間、欧米のメジャー・オーケストラの首席奏者を中心とする教授陣から密度の濃い指導を受けます。会期中、札幌はじめ道内と東京で練習の成果を披露するコンサートを開催します。

PMFアンサンブル清田区公演=2023年7月20日、清田区民センター

 清田区公演は1999年から行われています。かつては札幌市内の他区でも公演が行われましたが、今も続いているのは清田区だけです。

 今年、清田区公演に来たPMFオーケストラメンバーは、中国、アメリカ、日本、イタリア、オーストラリア、韓国、スペイン、ベネズエラ、イスラエル、パラグアイの10か国13人。

 演奏した曲目は、J.S.バッハ「ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調BWV1060R」、シュルホフ「フルート、ヴィオラとコントラバスのための小協奏曲」、ベートーヴェン「七重奏曲変ホ長調作品20」。

舞台の端に「きよっち」がちょこんといます

 それぞれ格調高く美しい調べが会場いっぱいに広がり、観客は酔いしれました。清田区で、このような演奏を身近に聴くことができるのは、本当に素晴らしいことだと思いました。

 主催は、清田区青少年育成委員会、札幌国際大学、清田区、清田区民センター、里塚・美しが丘地区センターでつくるPMF清田区実行委員会でした。

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