フリーマーケット

 SDGs(持続可能な開発目標、エスディージーズ)をテーマにした「みんなのSDGsフェスタ」が9月10日(日)、里塚・美しが丘地区センター(札幌市清田区里塚2条5丁目1-1)で開催されました。

壊れたおもちゃを修理する「おもちゃの病院」

 SDGs(Sustainable Development Goals)という言葉を最近、よく耳にします。2015年9月、国連総会で採択された持続可能な開発のための17の国際目標のことです。

 17の目標とは「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」「ジェンダー平等を実現しよう」「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」などで、2030年を達成基準としています。

 こうした理念を地域イベントで広めようと、里塚・美しが丘地区センターが初めて企画、開催したのが今回の「みんなのSDGsフェスタ」でした。

SDGsパネル展

 SDGsを解説したパネル展のほか、壊れたおもちゃを修理する「おもちゃの病院」や、里塚・美しが丘地区センターに集まった本や絵本を提供する「みんなの古本市」、古着などリユースやリメイク品などのフリーマーケット、清田区有明産野菜を販売する「さとみマルシェ」などが開催されました。

清田区オリジナル・モクテル「白旗山の雪」

 また、札幌国際大学の学生と北海道コカ・コーラボトリング(清田区清田1条1丁目)が共同で開発した清田区オリジナルドリンクのモクテル「白旗山の雪」も販売されました。

米澤家のステージ

 会場では夫婦デュオ「米澤家」の素敵なステージもあり、楽しい雰囲気でSDGsを学んでもらおうという意図が感じられました。

 ただ、SDGsという言葉は、まだまだ一般にはなじみが薄いようで、集客には苦労していたようでした。

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