平岡樹芸センター(札幌市清田区平岡4条3丁目)に10月27日(金)、行ってきました。園内は紅葉が進み、多くの来園者で賑わっていました。
平岡樹芸センターは昭和59年(1984年)に開園した札幌市の公園です。
園内には約3000本のイチイ(オンコ)があるほか、モミジ類はヤマモミジ、ノムラモミジ、シダレモミジなど8種類700~800本が植栽されています。
ほかにも数多くの樹木が植えられているほか、日本庭園などもあり、公園というよりは庭園といった趣です。
平岡樹芸センターのモミジは、春先から葉がくすんだ茶色をしていますが、10月下旬になると、鮮やかな赤色に紅葉します。
平岡樹芸センター管理事務所によると、今年は夏の暑さのせいで、紅葉が少し遅れているようですが、一部では鮮やかな紅葉になっています。
有名な紅葉並木のトンネルは、中央付近で一部赤みが増し、紅葉が進んでいます。
日本庭園の周りは、かなり紅葉が進み、秋の華やかな雰囲気に包まれています。
10月27日(金)、園内は多くの来園者や観光客で賑わっていました。近年は、観光客の来園も増え、観光バスも来ています。
また、今年は、中国人を始め外国人の来園も目立って増えています。
平岡樹芸センターの紅葉は、春の平岡公園梅林の梅の花と並んで、清田区の2大観光スポットです。
平岡樹芸センターの紅葉トンネルの風景写真が2020年のANA(全日空)のカレンダー10月編に採用されるなど近年、広く知られるようになったことが来園者増加の要因とみられます。
ANAのカレンダーには、パリ・エッフェル塔、ロンドン・ビッグベン、日本・富士山などと並んでの採用でした。
平岡樹芸センター管理事務所によると、紅葉の見ごろのピークは11月上旬だといいます。ただし、平岡樹芸センターの今年の開園は11月5日(日)まで。11月6日(月)から冬囲いなどの作業に入り、来年4月下旬まで冬の休園になります。
「紅葉の見ごろのピークになる前に、冬の閉園にならなければいいが」と気をもむ関係者もいます。なお、10月30日(月)は通常通り休園となります。ご注意を。
駐車場は大変混雑しますが、近くに臨時駐車場があります。新さっぽろと大谷地から出るバスに乗って、「平岡4条2丁目」バス停で下車するのがお薦めです。
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