鮮やかな赤色のモミジ並木で有名な平岡樹芸センター(札幌市清田区平岡4条3丁目)に11月5日(日)、行ってきました。今日で今年の開園は終了ということで、朝から多くの人が訪れています。

モミジのトンネル=2023年11月5日

 平岡樹芸センターは、ノムラモミジ、ヤマモミジ、シダレモミジなど8種類のモミジ700~800本が植えられています。特に園内中央のノムラモミジ並木は毎年、紅葉のトンネルとなって多くの人が訪れます。

 モミジ並木は真ん中付近が鮮やかな赤色に紅葉していますが、今年は夏の高温のせいか、手前や奥の並木はくすんだ茶色のままで、紅葉していませんでした。

赤く紅葉したモミジ

 もともとここのモミジの葉は、春からくすんだ茶色で、これは紅葉ではありません。それが例年、10月下旬から11月初めにかけて、鮮やかな赤に紅葉します。

 管理事務所によると、夏の暑さの影響で今年は紅葉が遅れているとのことです。「まだ紅葉していないモミジは、ひょっとすると紅葉しないまま、寒さで落ち葉になってしまうかもしれない」とのことです。

 それでも、平岡樹芸センター内の紅葉は、全体としてはやはり見応えがあり、見事です。赤いモミジの落ち葉が敷き詰められたようになっているところもあります。

紅葉の日本庭園

 紅葉に包まれた日本庭園も見応えあるスポットです。園内では、多く人がカメラやスマホを紅葉に向けて写真を撮っていました。

 駐車場は満杯状態で、近くに開設された臨時駐車場も混雑していました。

 平岡樹芸センターは本日11月5日(日)で、今年は終了です。明日11月6日(月)から来年4月下旬まで冬季休園に入ります。まだ紅葉の見ごろなのに、惜しいですね。平岡樹芸センターでは、この後、冬囲いなどの作業を行うそうです。

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