清田区を拠点に各地で「歌う会」や「歌声喫茶」を開催している歌声ボランティア「ふれあいサポート」代表の園部まひと(真人)さん(元小学校長)が、オリジナル歌謡曲「ロマンの町」(CDとDVD)をリリースしました。

「ロマンの町」などオリジナル曲を発表した園部真人さん

 12月2日(土)14時~15時30分、里塚・美しが丘地区センター(札幌市清田区里塚2条5丁目1-1)で開催する「歌声サロン」で発表します。

オリジナルCD

 「ロマンの町」は、札幌と小樽、旭川のまちを叙情豊かに歌った曲で、メロディーも美しく、とても耳になじむ曲です。作詞は札幌の作詞家藤夕子さん、作曲・編曲は東京の作曲家杉本バッハさんに依頼して創った本格的な歌謡曲で、園部さんは張りと伸びのある歌声で、歌っています。

 ほかにCDには、「愛にゆれて」と「オロロンの町」の2曲を収録。「愛にゆれて」は、「ロマンの町」と同じく、藤夕子さん作詞、杉本バッハさん作曲の歌謡曲。

 「オロロンの町」は、園部さんが高校時代を過ごした羽幌町に思いを込め、エールを送る気持ちで作詞し、杉本バッハさんが作曲・編曲した望郷の歌。いずれもオリジナル曲です。

美しい映像入りのDVD

 園部さんは、CDと同時に、映像付きのDVDも制作しました。DVDは「ロマンの町」「愛にゆれて」「オロロンの町」のオリジナル3曲に加えて、札幌のフォークシンガー浅沼修さんが作詞作曲して自ら歌ってきた「時計台のある街」をカバーし、収録しました。園部さんの「時計台のある街」も美しい映像付きのDVDで聴くことができます。

「時計台のある街」を一緒に歌う浅沼さん(右)と園部さん=2023年2月4日、清田区役所

 「時計台のある街」は、浅沼さんが高校時代の昭和42年(1967年)に発表した北国札幌を歌った抒情フォーク。当時、各地のユースホステルで歌われ、芹洋子さん、ダークダックス、喜瀬ひろしさん(STVアナウンサー)らに歌い継がれてきました。

 この歌を聴いて感動した園部さんは、浅沼さんの了解を得てカバーしたといいます。園部さんは「この名曲を浅沼さんとともに歌い継いでいきたい」と意気込みを話しています。

園部真人YOU TUBEチャンネルにアップされた「ロマンの町」

 園部さん制作のDVDでは、「ロマンの町」や「愛にゆれて」「オロロンの町」「時計台のある街」の各曲が、札幌や小樽の詩情豊かな街の映像とともに流れてきます。

園部真人YOU TUBEチャンネルにアップされた「時計台のある街」

 そして、この動画はYOU TUBEの園部真人チャンネルで公開されています。すばらしい映像とともに、園部さんの歌を堪能されてみてはいかがでしょうか。映像制作もすべて園部さんの自作です。

 12月2日(土)14時から里塚・美しが丘地区センターで開催する歌声サロンは、参加費無料。園部さんのほか、ふれあいサポートの木村範子さんと尾張正江さん、アコーディオン奏者の立石功さん、フリーアナウンサーの山口由美さんが出演します。

 園部さんは「ふれあいサポートは15周年を迎えました。皆さんへの感謝の気持ちで開催します。そして1年を振り返りながら、みんなで楽しく歌いましょう」と話しています。

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