札幌北野少年少女合唱団は4月13日(土)、「スプリングコンサート2024」を札幌コンサートホールkitara小ホールで開催します。

札幌北野少年少女合唱団の練習風景=2024年3月23日、北野小学校
2部構成で、第1部は団員の子どもたちの合唱。「気球にのってどこまでも」「この星のどこかで」などの曲を元気な合唱で披露します。
第2部は、合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」を上演します。団員の少年少女たちに、保護者や地域の人たちら大人26人が「北野ぞう列車合唱団」として加わる大作のステージです。
戦時中、国内各地の動物園では動物たちが次々と殺されてしまいましたが、名古屋の東山動物園は象を守り抜きました。戦争が終わり、物のない時代でしたが、平和が訪れました。生き残った2頭の像を見たいという子供たちの夢を知った大人たちが、その夢をかなえようと「ぞう列車」を走らせるという実話を合唱構成で表現した力作です。

元清田区長の高橋彰さんも舞台に上がります
この合唱構成には、元清田区長の高橋彰さんも動物園長と言う役柄で出演します。高橋さんは2016年4月~2018年3月まで清田区長を務めました。高橋さんは学生時代から合唱をやっていて、区長在任中も清田区内の音楽イベントなどでよくバリトンの歌声を披露していました。
練習は、北野小学校で行っており、3月23日(土)は団員の子どもたちと大人が一緒になって音合わせの練習をしました。合唱団を指導する北野小の室内文先生が、細かく指示を出しチェックしていました。仕上がりも順調のようです。

スプリングコンサートのポスター
子供たちは相当、歌い込んでいるらしく、元気いっぱい大きな声で歌っていました。3世代が一緒になって取り組む合唱構成。とても和やかな雰囲気の練習風景でした。
当日(4月13日)は、14時開場、14時30分開演。チケットは一般1000円、小学生以下800円。問い合わせは大松(おおまつ)さん(TEL 090-2815-3107)。
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