札幌国際大学(札幌市清田区清田4条1丁目)は5月17日(金)、5月31日に閉館するセンチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5条西5丁目)からウェディングドレス4着の寄贈を受けました。

寄贈式の後、学生も加わり大学、ホテル関係者で記念撮影
授業の実習に役立ててほしいと同ホテルが企画しました。

ウェディングドレス寄贈式
寄贈式は同ホテル19階のチャペル前の衣裳部屋で行われ、同ホテルの桶川昌幸総支配人から札幌国際大学の蔵満保幸学長にウェディングドレスの寄贈が告げられました。寄贈式には同大学の学生7名も参加しました。
贈られたドレスは白色のウェディングドレス2着とカラードレス(黄色とピンク色)2着の計4着。

贈呈されたウェディングドレスの1着
札幌国際大学観光学部と短期大学部総合生活キャリア学科では、全国の大学でもあまり例のない「ブライダル実習」の授業を行っています。
同大学と同ホテルを運営する札幌国際観光(株)は2016年4月に産学連携協定を締結し、以来、学生が企画した結婚式や披露宴を同ホテルのチャペルや宴会場で実習を行ってきました。花嫁役の学生が実際にセンチュリーロイヤルホテルのウェディングドレスを着て実習してきました。
今後はホテルが閉館となるので、大学側は贈呈されたウェディングドレスを大切に活用し、学内で実習授業を行っていくことにしています。

5月31日で閉館するセンチュリーロイヤルホテル
同ホテルは昭和48年(1973年)の開業で、札幌市内の高層ホテルの先駆けでした。これまでに同ホテルで挙式したカップルは1万組を超えるそうで、札幌国際大学に寄贈されたウェディングドレスも実際に挙式したカップルが着たドレスです。
同ホテルはまた、てっぺんの回転レストランが有名ですね。さまざまな思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
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