清田区内の横断歩道のゼブラ模様が消えていたり、消えかかっていたりしています。清田区だけではなく、札幌市内どこも同じような状況です。中には危険な状況になっている所もあり、交通安全上、横断歩道はきちんと描いてほしいものです。
以前は、雪が解け、4月になると、白いゼブラ模様の横断歩道を新しく描く作業があちこちで見られ、北国の春の風物詩のようになっていました。春は、ピカピカの横断歩道があちこちに見られ、それを見ただけでも「春が来た」と言う印象があったものです。
ところが、いつごろか、そんな作業があまり見られなくなってきた感じがします。結果、消えかけた横断歩道があちこちに放置され、見苦しいだけでなく、交通安全の上からも危険です。
中には、今春、描いたと思われるピカピカの横断歩道もありますが、多くは消えかけている横断歩道ばかりです。
信号機のない交差点の横断歩道も消えかかっており、大変危険です。
横断歩道の手前の車線には、車の止まる位置を示すラインが通常ありますが、それも消えてしまって、大変危険な状況の所も多々見られます。
清田区土木部によると、市道と道道の中央線と車線を引くのは札幌市が行い、横断歩道は道警の管轄だということです。だとすれば、道が予算を渋って、こんなことになっているということでしょうか。
清田区内の町内会長の中には、「横断歩道の模様をなんとかしてほしい」と警察に要望した人もいると聞きます。
清田区内でも、町内会や地域の関係団体が春、夏、秋、冬に交通安全決起集会や街頭啓発などを行い、地域は交通事故防止に努めていますが、行政としても横断歩道の整備くらいはきちんとやってほしいものです。
最近のニュースを見ていると、「北海道・札幌市」が国の「金融・資産運用特区」に選定され、北海道と札幌市は「世界の資産運用会社等を呼び込み、北海道・札幌市を日本の再生可能エネルギー供給基地、アジア・世界の金融センター」を目指すとのことです。
それも結構ですが、外国の資産運用会社や外国人にいろいろと便宜を図る前に、足元の市民道民の暮らしや生活環境に目を向けてほしいものです。
[広告]