清田区真栄の野球場「札幌スタジアム」(真栄455番地)にこの冬、スノーバイクやスノーモービル、そり遊びなどが楽しめる「EZOライダースノーランド」がオープン、愛好者やファンの間で評判になっています。

前はそり、後ろはキャタピラのスノーバイク

 札幌スタジアムは白旗山のふもとにある森の中の野球場。両翼99メートル、中堅122メートルの広さがあり、ナイター照明設備もある本格的な野球場です。

ミニスノーモービルで快走

 冬は一面、真っ白な雪原になりますが、ここに1月20日、EZOライダースノーランドがオープンしました。

 国内初導入というスノーバイクをはじめ、雪原モータースポーツの定番、スノーモービルも楽しめます。さらに、通常のバイクの雪上走行も可能だそうです。

大人も子供も楽しめます

 スノーバイクは、110ccの小型モトクロスバイクがベース。タイヤの代わりに、前はそり、後ろはキャタピラを付けて走ります。雪の上を爽快に走れるそうで、自転車に乗れる人ならだれでも乗れるそうです。小学5、6年生からOKで、女性でも乗れるとのことです。

 スノーモービルは、子供からも乗れるようにミニスノーモービルを導入しています。

 コースは、グラウンド全面を使って造っています。野球場の周囲は森ですから、爽快な気分で走りを楽しめます。

 営業時間は10時から16時まで。火曜と木曜はナイター営業を行い、21時まで走行可能です。ナイターは雪上バイクを楽しむ人が多いようです。

野球場がスノーランドに

 料金は、お試しの20分が2000円。1時間だと5000円。

広々した雪原で気分爽快!

 バイク型そりで遊ぶこともできます。こちらはなんと無料です。コース内に作った雪山から滑走して遊びます。

 クラブハウスでは、温かいコーヒーを飲んで休むことができます。ヘルメット、手袋、長靴なども用意し、無料で借りられます。コースまでの道は除雪が行われており、駐車場もあります。

幻想的なナイター走行

 札幌スタジアムは1994年、サンワードスタジアムとして完成し、社会人野球のサンワード貿易野球部のホームグラウンドでした。

これがバイク型そり

 ところが、同野球部が2005年に解散。名称を札幌スタジアムに変更しましたが、ほとんど使われない状態が続いていました。

クラブハウス内の様子

 これを、羊ケ丘病院(厚別区青葉3)の岡村健司理事長が個人で購入、2016年4月から一般に貸し出しを始めました。ナイター設備も取り付けました。

 冬の間、野球場を借り受けて「EZOライダースノーランド」を運営しているのは、バイク輸送の高栄運輸株式会社(大阪)という会社です。

 同社は、道東の弟子屈町川湯温泉で、道内をバイクでツーリングする人たちの宿、ライダーハウスを7年前から経営しています。そこではバイクのメンテナンスや北海道のツーリング事情といった情報発信なども行ってきたそうです。

自由に選べるヘルメット

 EZOライダースノーランドは今シーズン、3月20日まで営業の予定。ただし雪の状況によって変更の可能性があります。スノーランドの問い合わせは、TEL 090-3979-6330へ。

■EZOライダースノーランドのホームページは、こちら

■札幌スタジアムのホームページは、こちら

■地図は、こちら

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