清田地区福祉のまち推進センターは2月10日(金)、地域福祉マップ研修会を清田区民センター(清田区清田1条2丁目)で行いました。

清田地区地域福祉マップ研修会=清田区民センター
地域福祉マップは、町内会の高齢者世帯の所在を地域の地図上に示したマップのことで、町内会役員や福まち推進員らが見守り活動を行う際に便利なツールとなります。

先進事例の発表。清田町内会
清田地区では12の町内会のうち、7町内会ですでに地域福祉マップを作っていますが、まだないところもあり、今回の研修会の開催となりました。

地図上に高齢者世帯の位置を示してマップを作成
地域福祉マップは、札幌市から提供される「札幌市65歳以上世帯名簿」を基本情報として作成します。この名簿を使う人は、清田区社会福祉協議会が行う名簿研修を受講することが必要です。

出来上がったマップを発表
この日の研修会は12町内会から約70人の町内会役員、福まち推進員、民生委員らが参加しましたが、全員がまずこの名簿研修を受けました。名簿研修では、個人情報の取り扱いの注意点などを学びました。
すでに福祉マップを作成している清田町内会と真栄第四町内会から事例発表が行われた後、町内会ごとに地域福祉マップの作成トレーニングを行いました。高齢者世帯の位置だけでなく、見守り活動をする人の位置やゴミステーションの場所なども地図上に示したりしました。
マップを作成していると、「意外にマンションに高齢者が多い」など、状況が明確になってくることがあるようでした。
清田地区では引き続き3月1日(水)13時30分から、「見守り情報交換会」を清田区民センターで開催し、高齢者の見守り活動に力を入れていきます。