PMFアンサンブル清田区公演が7月19日(金)夜、清田区民センター(清田区清田1条2丁目5-35)区民ホールで開催されました。約220人の観衆が本格的なクラシックの室内楽に耳を傾けました。

ステージ上に清田区のマスコット「きよっち」もちょこんといます

 PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)は1990年に札幌で創設された国際教育音楽祭。今年は、世界中から選抜された若手音楽家85人が約1か月にわたり札幌で音楽の腕を磨き、道内各地と東京で計30回のコンサートを行い、その腕前を披露しています。

 PMF清田区公演は1999年から行われています。かつては札幌の他区でもコンサートが行われていましたが、今も毎年続いているのは清田区だけです。

 今年、清田公演に来てくれたのはアメリカ、香港、スロベニア、韓国、ベトナム、台湾から来た11人。

 演奏した曲目は、ロッシーニ「弦楽のためのソナタ第3番ハ長調」、グリエール(プロト編)「ヴァイオリンとコントラバスのための組曲」、ドヴォルザーク「弦楽五重奏曲第2番ト長調作品77」。

 若い音楽家たちが伸び伸びと演奏し、拡張高い音色が区民ホールに響き渡りました。

 主催は、清田区青少年育成委員会、札幌国際大学、清田区、清田区民センター、里塚・美しが丘地区センターでつくるPMF清田区実行委員会。

 多くの企業が協賛してPMFを支援しています。清田区内の企業もアミノアップ(真栄)やビルドプロテック(美しが丘)が協賛し、資金面の支援を行っています。

 毎年、300人近い聴衆で客席はほぼ満席になりますが、今年は220人ほどでした。後方と端の席に少し空席が目立ち、ちょっぴり残念でした。小中学生が聴いたら、きっと何かを得ると思われる公演なので、来年は宣伝PRに一工夫が欲しいところです。

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