里塚・美しが丘地区センター(札幌市清田区里塚2条5丁目)で毎月1回開催している「みんなで元気に歌おう会」に8月16日(金)、テレビ番組「なにこれ珍風景」(テレビ朝日―HTB)に「歌って踊れる小学校の校長先生」として紹介された札幌市立西野小学校の藤塚圭一校長先生がゲストで登場し、キレッキレのダンスと歌を披露しました。
「歌おう会」は、清田区の歌声ボランティア「ふれあいサポート」(代表:園部真人さん)が歌のリードや司会を行い、昭和歌謡や童謡などの懐かしい歌をみんなで楽しく歌う会。参加者は高齢者が主です。
ふれあいサポート代表の園部さんが、「歌って踊れる札幌の校長先生がテレビで6月23日に紹介された」という評判を聞いて、藤塚校長先生に打診。この日の「歌おう会」へのゲスト出演が決まったそうです。
「歌おう会は」いつものように童謡や昭和歌謡を歌い、司会の園部さんが楽しいクイズなどを出題するなどして進行。そして、途中でいよいよ藤塚先生が紹介されて客席から前に出て登場。
藤塚先生は校長先生らしくスーツ姿で来ましたが、田原俊彦さんの「抱きしめてTONIGHT」を、スーツを着たまま田原俊彦さんさながらに歌って踊り出すと、校長先生とは思えないキレッキレの踊りに会場はびっくり仰天。やんやの喝采を浴びました。
藤塚先生は7月7日、千歳市で行われた「NHKのど自慢」にも出演し、中学生の息子さんが歌う後ろでバックダンサーを務め、全国に生中継されました。藤塚先生の息子さんも田原俊彦さんの「抱きしめてTONIGHT」を歌いました。
2か月連続で全国放送に登場した藤塚先生。どんな方なのでしょう。「歌おう会」が終わった後、少し話を聞かせていただきました。
藤塚先生は学生時代からダンスが好きで、学生時代は仲間3人で、よく「少年隊」の「仮面舞踏会」などの歌と踊りをやっていたそうです。学生時代は、ススキノのディスコでよく踊ったといいます。
田原俊彦さんの「抱きしめてTONIGHT」は藤塚先生の18番の1つで、学生時代からこのノリのいい曲の歌と踊りをやっているそうです。
専門は体育だそうで、それで体がよく動き、足も高く上げられるのかもしれません。小学校の運動会などでも踊ることがあるそうです。
こんな格好いい校長先生がいたら、本当にいいですね。きっと、子供たちにも人気でしょう(※)。
この日は学校がお盆で休みなので、清田区の「歌おう会」に参加できたそうです。藤塚先生も楽しそうに最後まで「歌おう会」に参加し、一緒に歌っていました。
この日の「歌おう会」には35人ほどが参加し、最後に熱烈なアンコールで再び藤塚先生が登場。曲は同じ「抱きしめてTONIGHT」でしたが、踊りは違うバージョンで会場を盛り上げてくれました。
参加者は全員、藤塚先生のキレッキレのダンスに元気をもらいました。
「みんなで元気に歌おう会」は、原則毎月第3金曜日の10時~11時30分、里塚・美しが丘地区センターで開催します。歌声ボランティア「ふれあいサポート」が毎回出演するほか、清田区のアコーディオン奏者、立石功さんが出演し伴奏することもあります。
問い合わせは、里塚・美しが丘地区センター(TEL 011-888-5005)へ。
(※)テレビ朝日の番組ホームページには、このように記されています。
■アイドルのような校長先生
札幌市の西野小学校の校長先生(57歳)が、全校児童が集まる集会で田原俊彦さんの「抱きしめてTONIGHT」を踊りながら歌う光景。
1988年当時放送していた大人気ドラマ「教師びんびん物語」で田原俊彦さんが演じる先生を見て教師を志したそうで、憧れて以来、30年以上にわたってトシちゃんのように足を高くあげるフリつきで、子どもたちや保護者の前で歌を歌っているそう。
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