イトーヨーカドー福住店が9月23日(月祝)19時を持って閉店します。地下鉄東西線福住駅と福住バスターミナルに直結した総合スーパーで、清田区民にもなじみ深いスーパーでした。
イトーヨーカドー福住店は1995年11月、スーパーと百貨店の中間業態の「エスパ」としてオープンしました。前年の1994年10月に地下鉄東豊線福住駅が開業した1年後のオープンでした。
その後、2001年に「イトーヨーカドー福住店」に名称変更し、今日に至りました。
イトーヨーカ堂(本社・東京都千代田区)が北海道から撤退することになり、福住店は10月、食品スーパー「ロピア」を展開するOICグループ(本社・川崎市)に引き渡されます。
報道によると、新しい店名は、「シーナシーナ福住」になるそうです。一部テナントは10月24日(木)に先行オープンし、全館オープンは2024年の今冬とされています。
店内1階には、利用客がイトーヨーカドー福住店の思い出や感謝の言葉、閉店を惜しむ声、従業員への労いなどを書いたメッセージがたくさん貼られています。
「大変お世話になりました。服や靴などとても手ごろで、買いやすかったです。ありがとうございました」
「学生時代から長い間たくさん利用させてもらいました。人生初めてのアルバイトは3Fのファミールでした。ヨーカドーには感謝しかありません。長い間、ありがとう」
「結婚してからよく利用し、子供が生まれてからも小児科、めばえ教室でお世話になりました。人生と共に歩んできたので、とても寂しいです。ありがとうございました」
「娘の制服、ブラウスを買いに来ました。ありがとう」
「青春時代をここで過ごしたこと、一生忘れない」
清田区民にもたくさんの思い出があることでしょう。バスと地下鉄の乗り継ぎの際に利用した人も多かったのではないでしょうか。
なお、9月24日以降もバスターミナルは通常通り営業します。また、5階と6階の福住メディカルも通常通り診療を続けます。
イトーヨーカドー福住店は9月23日、閉店セレモニーは行いません。客の安全確保と近隣の交通状況を配慮してのことだそうです。
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