冬の間、閉園していた清田区の平岡樹芸センター(愛称・みどりーむ)=清田区平岡4条3丁目=が4月29日(土)、開園しました。早速、市民が次々と訪れ、春の庭園の散策を楽しんでいました。

エゾムラサキツツジ(手前)とキタコブシ(奥)の花=4月29日
平岡樹芸センターは、この地で樹木を育てていた故竹澤三次郎氏から土地と樹木の寄贈を受け、昭和59年に開園した札幌市の庭園です。
園内は約3000本のイチイが植栽されているほか、ノムラモミジなどモミジ類も700~800本が植えられています。日本庭園や芝生広場、西洋庭園などもあります。

キタコブシ
平岡の住宅街の中にある緑のオアシスのような存在で、地域の人たちに親しまれています。
5月には、見事な八重桜の並木が見られるほか、秋には鮮やかに紅葉したモミジ並木のトンネルが有名です。

エゾムラサキツツジ
開園日の4月29日、さっそく平岡樹芸センターに行ってみました。園内はまだ春が始まったばかりという雰囲気でした。
それでも、キタコブシの白い花やエゾムラサキツツジの花などが咲き、北国の春の訪れを告げているようでした。日本庭園の近くでは、ピンク色のアカヤシオの花が鮮やかでした。

アカヤシオ
平岡樹芸センターは今年、4月29日~11月3日まで開園します。月曜日は休園(月曜日が祝日の場合は翌日休園)。開園時間は8時45分~17時15分。駐車場は34台分あります。
管理事務所には緑の相談コーナー(水曜日と土曜日)もあります。
バスは、新さっぽろと大谷地からのバスに乗車、いずれも「平岡4条2丁目」下車です。

春浅いモミジ並木

日本庭園
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