清田区の里塚・美しが丘地区町内会連合会(大形修三会長)が創立20周年を迎え5月28日(日)、里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目)で記念祝賀会を催しました。

里塚・美しが丘地区町連20周年祝賀会

感謝状を贈呈された皆さん

 祝賀会には、地域の町内会関係者ら約100人が出席。清田和太鼓会の勇壮な演奏で始まりました。大形修三会長が開式の辞を述べ、町連活動に貢献のあった加来博さん、後藤美智子さん、山部明夫さん、藤山芳彦さん4名に感謝状を贈りました。続いて高橋彰清田区長らが祝辞を述べました。

 祝宴では、北野在住の田中裕一さんが沖縄三線を演奏し、沖縄民謡で会場を盛り上げました。

高橋清田区長が祝辞を述べる

 

 里塚・美しが丘地区町連は平成9年4月、清田地区町連から15町内会、登録世帯数7126戸で分離独立しました。その後も同地区は住宅開発が進み世帯数が増え続け、現在は26町内会・自治会で登録世帯数は10253戸となりました。

清田和太鼓会の勇壮な演奏

 当初は、会議や集会の場所の確保も大変な問題で、初代会長の加来博さん(現相談役)をはじめ歴代役員らが苦労して今日の発展の礎を築きました。

 そうした中、平成20年に地域活動の拠点となる里塚・美しが丘地区センターが完成し、同年、「里・美町連秋祭り」が同地区センターで開催されました。同祭りは10回目を迎えます。

 同地区センターは里美地区の町内会活動や地域の文化活動の拠点になっており、地域の団結力を増す拠点にもなっています。

 この20年で同地区は大きく変貌してきました。三里塚神社横にコストコができ、隣接する北広島市大曲地区には三井アウトレットパークができるなど大形商業施設が集積しました。札幌新道の延伸部分も開通し、新たな住宅も続々建ってきています。

沖縄三線の田中裕一さん

 これらにより、交通量が飛躍的に増加し、交通渋滞が新たな地域の課題になっています。地下鉄延伸を求める声も根強くあります。

 町連発足当初は平均年齢が34・3歳と若い地区でしたが、20年たった現在は45・4歳。高齢化が新たな課題になっています。

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