清田区のシニア世代の学びの場である清田区民シニアスクールの平成29年度入学式が5月24日(水)、三里塚小学校で行われました。今年は65歳から81歳までの元気なシニア17人が入学しました。

シニアスクールに入学した皆さん。清田区長ら学校関係者と記念写真

 清田区民シニアスクールは、清田区が主催し、里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目)の指定管理者であるNPO法人ワーカーズコープが運営する学校です。

シニアスクール入学式の模様

 シニア世代の地域活動のきっかけづくりを目的に平成18年度から清田区の独自事業として行っています。今年で12年目です。夏休みを除き、12月まで毎週水曜日の午前中、三里塚小学校の空き教室を利用した会議室で授業が行われます。

 入学式では、学校長である高橋彰清田区長が「子供たちとの交流で元気と活力をもらい、仲間の皆さんと共に充実した時間を送ってください」と式辞を述べました。

新入生を代表して抱負を語る佐藤軍治さん

 新入生を代表して、佐藤軍治さんが「この年齢で新たな学びの友との出会いに心ときめいています」と語りました。

 清田区民シニアスクールは、三里塚小学校児童との交流がふんだんにカリキュラムに組まれているのが特徴です。

 また、授業では家庭菜園、寄せ植え講座、健康体操、絵手紙、短歌、そば打ち、ボランティア活動、清田の歴史、清田区長との交流会など多彩な内容が組まれています。

学校の畑で農作業体験=2016年

 夏休み中の7月26日(水)には研修旅行(遠足)が予定されています。北区の篠路コミュニティーセンターに行き、藍染体験を行い、さらに東区苗穂町の福山醸造で醤油工場を見学します。

 清田区民シニアスクールの卒業生は、卒業後も同窓会のように仲間同士で交流したり、地域でボランティア活動をする人もいます。シニアスクールはシニア世代の大きな生きがいづくりになっているようですね。

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