札幌市と江別市などの小中高校生と若者たちが合唱で交流する合唱・声楽アンサンブル交流会「歌の花かご」が2月1日(土)、江別市大麻のえぽあホール(江別市民文化ホール)で開催されました。

迫力の「歌の花かご」合同合唱=2025年2月1日、江別市えぽあホール

 この交流会は、ホールと1台のピアノを花かごに見立てて、各参加者が歌の花束を持ち寄って交流しようという合唱コンサートで、関係者でつくる歌の花かご実行委員会が主催し、今年で16回目を迎えました。

 出演したのは、江別・江別太小、江別・大麻西小、札幌・中島中、札幌・日章中、札幌・東白石中、札幌・屯田中央中、とわの森三愛高、札幌静修高、札幌北陵高、札幌日大高、北星学園大付属高、静修・平岡高OG、大麻中OG、歌の花かごOBOG合唱団の各団体。

 さらに、清田南小、美しが丘緑小、有明小、清田中、札幌大谷高、札幌大谷大、天使大から個人参加がありました。

 第1部は独唱・重唱の部。個人の独唱のほか、清田中の館田剣心さんがオカリナ演奏と独唱を披露。天使大の学生が「時代」(中島みゆき作詞作曲)をテナーサックスで独奏しました。

清田区の小学生コーラス

 第2部は各団体のステージ発表。小中高校の合唱部が次々とステージに上がり演奏する中、清田南小、有明小、美しが丘緑小の児童らでつくるコーラスグループ「macaron」が「花は咲く」の合唱を披露しました。ピアノ教室の仲間のグループだそうです。

女声合唱

 第3部は、各団体の垣根を超えた合同合唱のステージ。女声合唱(滝廉太郎「花」など)に続き、男声合唱(さだまさし「案山子」など)が披露されました。

「怪獣のバラード」の歌声に合わせてティラノサウルスが登場

 そして、この日の出演者全員が登壇し、3曲を混声合唱。2曲目の「怪獣のバラード」では、歌の途中で恐竜ティラノサウルスの着ぐるみが突如、ステージに登場。合唱の歌声に合わせてノリノリで踊り出すサプライズに、会場は大いに盛り上がりました。

 そして、最後に会場の観客も一緒に全員で「花は咲く」と「ふるさと」を合唱し、フィナーレとなりました。

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