札幌清田高校(岡積義雄校長)=清田区北野3条4丁目=の弓道部が6月14日~16日に札幌の「きたえーる」で開催された全道高校弓道大会で男女とも団体優勝するという快挙を成し遂げました。

全国大会に出場する選手たちと大川先生
弓道部は8月1日~4日、仙台市で開催される全国大会(インターハイ)に男女とも団体戦で初出場します。

弓道場で練習する部員たち
全道大会の団体戦は、道内各地から男女とも代表校25校が出場しました。予選は男子が若干苦戦して7位、女子が5位で通過し、上位8校による決勝トーナメントに進みました。
決勝トーナメントで男子は、厚別、網走桂陽、帯広南商業を破って優勝。女子は北見柏陽、岩見沢西、札幌第一を破って優勝しました。

28m先の的めがけて精神を集中
男女とも決勝トーナメントで実力を発揮し、団体戦初優勝です。男子団体の決勝戦は大変な接戦の末、帯広南商業を破りました。
団体戦は、男女とも5人で競います。28メートル離れた的(直径28センチ)に何本命中するかを競う競技です。
同校弓道部は部員が約80人いる人気の部活です。専用の弓道場もあります。練習は放課後や土日にも行うそうで、普段から袴と道着を着用して、きりりと練習しています。
部員は清田高校に入学してから初めて弓道を始めた生徒ばかり。高校からでもみんな一斉に一から始められるのも人気の要因だということです。

弓道部の部員たち
清田高校弓道部は、ここ数年、力をつけてきた学校です。顧問の大川寛樹先生が7年前に同校に着任、部員たちを指導してから徐々に強さを付けてきました。
実は大川先生は清田高校卒業生で、弓道部のOBでもあります。当時、清田高校には弓道を指導できる先生がいなかったためにOBの大川先生が招かれて同校に来たというわけです。
大川先生はもともと清田区北野の出身で、いまも高校近くに住む地元の先生です。生徒の様子から、生徒たちが伸び伸びと弓道に取り組んでいるのが伝わってきます。

清田高校
全国大会には男女とも選手5人、補欠1人、マネジャー1人の計14人と顧問の大川寛樹先生で臨みます。選手は「緊張するけど頑張ってきます」「集中して一つでも勝ちたい」と闘志を燃やしています。
清田高校弓道部の選手の皆さん、全国大会でもぜひ頑張ってくださいね。応援しています!
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