厚別(あしりべつ)川体験塾が8月19日(土)、旧道(旧国道36号)に架かる厚別(あしりべつ)橋付近で開催され、清田区内の小学生60人が参加しました。

 これは、清田区のシンボルの一つであるあしりべつ川を身近に感じてもらい、自然の大切さも学んでもらおうと、清田区が開催したもので、今回で15回目です。

 昨年は台風の影響で中止になったことから、今年は申込者が多く、参加者は抽選で決まりました。

 夏らしい青空の下、子供達は体験塾が始まる前から川に入り、水遊びをしました。普段は川に入ることは禁じられていることから、子供達は川遊びに大喜び。川の流れの速さと水の冷たさをたっぷりと体感しました。

 体験塾はまず河川敷で、川の魚の取り方の説明から始まりました。札幌市豊平川さけ科学館の佐藤信洋さんが、川の魚の生息環境や網を使った魚の取り方をやさしく説明しました。

 さらに、川の危険な場所などの説明を受けて、さっそく川に入っていきました。

 子供達は、スタッフの皆さんから魚の取り方を教わりながら、網で魚取りに挑戦しました。ヤマメをはじめ川には思った以上に様々な生き物がいることが分かり、子供たちは新鮮な驚きを感じているようでした。

 体験塾は今年も、NPO法人あしりべつ川の会や札幌市子ども会育成連合会清田区支部、株式会社エーテックの皆さん、札幌国際大学の学生らがボランティアスタッフとして参加、子供達と一緒に川に入って、魚の取り方を教えたり、子供たちの安全を見守りました。

 今年は付き添いの保護者も川に入る人が多くいました。夏らしい天気にも恵まれ、夏休み最後の土曜日、親子でいい体験だったようです。

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