
バンド演奏の皆さん。おや、高橋元清田区長もいますよ
第33回北野ふれあい夏まつりが7月26日(土)、あしりべつ川「北野ふれあい橋」左岸河川敷地(清田区北野6条3丁目)で開催されました。

北野響楽太鼓
夜には恒例の花火大会も行われましたが、花火打ち上げ終了後、主催の北野地区町内会連合会から「花火大会開催経費の高騰などで、今年をもって花火大会を終了する」との発表がありました。会場からは「ええーっ」と驚きの声が上がりました。

開会式
北野地区ふれあい夏まつりは、地域の絆を強め、郷土愛を育むことを目的に、北野地区町内会連合会などでつくる実行委員会が開催しました。北野地区の夏の一大イベントです。

夏まつりを楽しむ人たち
厚別(あしりべつ)川の岸辺に特設ステージを設け、北野響楽太鼓や様々なバンド演奏、清田ダンスキッズの踊り、札幌北野少年少女合唱団の歌声などが披露されました。

子どもたちに人気の露店
途中、一時雨が降りましたが、すぐにやんで、ビンゴ大会、コカコーラ札幌国際大学のYOSAKOIソーラン、北海盆踊りなどが行われました。
会場には清田地区商工振興会や障がい福祉関係団体などがテントの出店を出店、生ビールやジュース、スイーツ、地元農家の野菜の販売などが行われました。

「時計台のある街」の浅沼修さん(右)
夕方になり、花火打ち上げまでの1時間、北国の抒情フォーク「時計台のある街」でおなじみのシンガーソングライター浅沼修さんと、清田区の歌声ボランティア「ふれあいサポート」代表の園部真人さんの2人によるステージがありました。

「ロマンの町」の園部真人さん
園部さんは、自身のオリジナル「ロマンの町」や人気アニメソングなどを熱唱。最後に、浅沼さんと園部さんの二人で「時計台のある街」を歌い、ステージを終えました。
そして、いよいよ花火大会。ドドンドーン。北野中央公園から打ち上げた大輪の花が、何度も幾つも北野の夜空を飾りました。
花火の打ち上げが始まるころから、あいにくの雨模様になりましたが、観客たちは次々と打ちあがる花火を最後まで見続けました。そして、大きな花火の輪が夜空一杯に広がると、「わあー」と歓声が沸き上がりました。
しかし、花火大会終了後、主催の北野地区町内会連合会から会場に集まった観客たちに残念な発表がありました。「今年で北野の花火大会は終了します。北野ふれあい夏まつりは来年以降も開催します」。
花火打ち上げ経費の高騰、祭り役員の高齢化などで年々、花火大会の開催が困難になっていたとのことです。
残念ですが、ここまで頑張って毎年、花火大会を開催してきた北野町連の歴代関係者には、感謝を申し上げたいですね。

清田区のシンボルの1つ、厚別(あしりべつ)川のほとりが会場
[広告]