今年も大勢の人で賑わったアンデルセングルメ祭り=2025年9月6日、清田区真栄

 清田区真栄のアンデルセン福祉村で9月6日(土)、アンデルセングルメ祭り2025が開催され、今年も大勢の人で賑わいました。

 このお祭りは、高齢者介護事業のノテ福祉会や日本医療大学などを運営する「つしま医療福祉グループ」が主催する秋のビッグ行事です。今年で28回目を迎えました。

 好天にも恵まれ、「つしま医療福祉グループ」が運営する高齢者介護施設の利用者とその家族、地域の人や一般市民が多数訪れ、おいしい味覚を堪能しながら秋の一日を楽しみました。

 会場には、牛の1頭焼き(昨年は牛1頭でしたが、今年は牛2頭を買い付け)をはじめ、ローストビーフバーガー、ハンバーグ&ライス、若鶏半身焼き、イカ焼き、ジャンボ豚串、焼きそば、揚げたこ焼き、肉巻きおにぎり、冷やし坦々うどんなどのテントのお店がずらりと並びました。

 ミャンマーとネパールからの技能実習生や留学生も、珍しい母国の料理を提供しました。

 パンやとれたて野菜、おはぎ、タピオカドリンク、アイスクリーム、生ビール、ソフトドリンク、アイスコーヒーなども販売され、どこも人でいっぱいでした。

 テーブル席は、家族や仲間同士でいっぱいになり、グルメを楽しみました。

 ステージでは、清田ダンスキッズや技能実習生によるダンスステージ、真栄高校ブラスバンド演奏などが行われ、お祭りを盛り上げました。

ハンドメイド雑貨の販売

 屋内の会場では、ハンドメイド雑貨のブースがずらりと並び、展示販売が行われました。

人気の健康測定コーナー

 「つしま医療福祉グループ」には日本医療大学があることから、骨密度や血管年齢を測定する健康チェックやベンチプレス・けんすい大会などが行われ、人気でした。

 お祭り会場では、「つしま医療福祉グループ」のノテ福祉会の介護職員や日本医療大学の教員ら42名による災害支援チームも紹介されました。

災害支援チームの皆さん

 「つしま医療福祉グループ」はこれまでも2011年の東日本大震災、2018年の北海道胆振東部地震、そして2024年の能登半島地震の際も災害支援隊を結成し、被災地に派遣してきました。

開会式で挨拶する対馬徳昭代表

 能登半島地震では、家を失った介護が必要な高齢者の支援体制づくりなどを担ったとのことです。今後も災害が起きたときには被災地支援に入るということで、新たに規模を拡大して災害支援チームを結成したとのことです。

 「つしま医療福祉グループ」の対馬徳昭代表は、「これからも地域とともに歩み、地域に貢献していきます」と述べました。

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