クラシック音楽を身近に楽しむ清田区ふれあいコンサートが今年も10月15日(日)、清田区民センター(清田区清田1条2丁目)で開催されました。会場は300人を超す観客でいっぱいになり、クラシックの音色を堪能しました。

華やかな弦楽合奏のステージ

高橋清田区長、「毬藻の歌」を歌う

 清田区民でつくる実行委員会(大内良一代表)と清田区民センター運営委員会の主催。清田区が誕生した1997年に第1回を開催し、今年で21回目となる音楽イベントです。

オペラ「椿姫」より「乾杯の歌」

 区民有志による手作りの音楽イベントで、それを清田区内の企業や病院などが協賛して支えてきました。

 今年は清田区誕生20周年記念のコンサートということで、幕開けは高橋彰清田区長の「毬藻の歌」独唱というサプライズで始まりました。

ピアノ森吉亮江さん、コントラバス藤澤光雄さん

 清田区で「佐藤ギタースクール」を主宰する佐藤寿一さんのギター伴奏で、見事なバリトンの美声を聞かせてくれました。

全体合唱でフィナーレ

 さて、第1部はオペラの曲の演奏。声楽家4人が一人ずつ登場し、「ハバネラ」(オペラカルメン)、「ある晴れた日に」(オペラ蝶々夫人)などを熱唱。最後に声楽家4人に高橋区長も加わって、「乾杯の歌」(オペラ椿姫)を歌いました。

 第2部はピアノとコントラバスの演奏。ショパンの「ノクターン第20番」やヴァヴィロフの「アヴェ・マリア」などを楽しみました。

 休憩をはさんで第3部は、華やかな弦楽合奏のステージ。ラフマニノフの「ヴォカリーズ作品34-14」などの演奏を堪能しました。

会場を埋めた観客の皆さん

 最後は恒例の全体合唱。この日の出演者全員と会場が一体になって「ちいさい秋みつけた」を歌いました。素晴らしい音楽家たちによる素晴らしい演奏。会場の人たちはとても満足した様子で会場を後にしました。

[広告]