ダイニング&カフェ「LaLa(ララ)」(清田区平岡公園東1丁目)で10月17日(火)、第4回「LaLa朗読会」が行われました。25人ほどが参加、耳から聴く物語を楽しみました。

 朗読会は文学作品を読み上げ、耳から観賞する催しです。本を読むのとは違った世界が楽しめるのが魅力のようです。

 カフェ「LaLa」では、2016年5月に1回目の朗読会を行い、今回で4回目となりました。

 朗読を行うのは、札幌市内で朗読活動を続ける7人でつくる「LaLaの会」(堀和美代表)の皆さん。

 この日は、メンバー7人のうち3人が出演。木皿泉作「一樹」(昨日のカレー、明日のパン)、藤沢周平作「晩夏の光」、浅田次郎作「切符」の3作品を朗読しました。

 「切符」は、1964年の東京オリンピックを背景に、少年の大人の女性への淡い憧れと別れを描いた作品。その当時、流行っていた昭和歌謡をピアニストの尾谷美奈子さんが朗読の合間に演奏し、観客はしばし昭和レトロの世界を楽しみました。

 「切符」の朗読の最後は、当時の歌謡曲「涙くんさよなら」を店内の人全員で歌いました。

 LaLa朗読会は、次回、2018年春に開催を予定しています。

 「LaLa」は、ヘルシーでおいしいランチが人気のおしゃれなカフェです。大きな窓からは平岡公園の四季折々の緑が楽しめます。ときどきミニ・コンサートなども行っています。ホームページは、こちらです。

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