真栄中学校合唱部がNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)と全日本合唱コンクールの2つの全国大会に北海道の中学校代表として出場することが決まりました。

 地震被害の大きかった清田区ですが、真栄中合唱部の活躍は被災地清田区に元気をもたらしています。真栄中合唱部に心から拍手を送りたいと思います。

 NHK全国学校音楽コンクール北海道ブロック大会は9月2日(日)、札幌市中央区のわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)で行われ、真栄中合唱部は金賞を受賞し、2年ぶり通算11回目の全国大会出場が決まりました。

 真栄中は、部員15名、助っ人部員7名の計22名で出場。課題曲「Gifts」と自由曲「日向木挽唄」を歌いました。

 Nコン全国大会は10月8日(月祝)、東京・渋谷のNHKホールで行われます。同日、Eテレで14時より生放送されます。

 一方、全日本合唱コンクール北海道大会は9月16日(日)、伊達市で行われ、真栄中合唱部はこれにも金賞を受賞しました。真栄中は、平成15年度から16年連続の金賞、全国大会は通算14回目の出場となります。

 全日本合唱コンクール全国大会は10月28日(日)、長野県県民文化会館(ホクト文化ホール)で行われます。真栄中合唱部は、Nコンでも歌った「日向木挽唄」と、「三原ヤッサ節」を歌います。

全国大会に向けて練習する真栄中合唱部

 9月6日の地震で、学校は6日(木)、7日(金)と休校になり、週明けの10日(月)と11日(火)は午前授業でした。真栄中合唱部は10日、11日とも午後、再登校し練習を続けました。合唱コンクール北海道大会が迫っていた大事な時期でしたが、部員たちは地震を乗り越えて練習し、つかんだ栄光でした。

 真栄中合唱部は、Nコンと合唱コンクールの2大全国大会の出場常連校です。しかもNコンでは過去3回、全日本合唱コンクールでは過去2回も、全国1位に該当する賞を受賞するなどすばらしい活躍です。

 部員を指導している顧問の小山薫先生によると、真栄中合唱部は「聴いてくださる方へ感動をお届けする演奏」を目指して日々、活動しているそうです。

 清らかで澄み渡る素晴らしいハーモニー。真栄中合唱部の歌声は、聴く人の心に響きます。地域の人を元気にします。

 猛烈な練習を経て勝ち取った全国大会の切符。ぜひ、頑張ってきていただきたいと思います。部員の皆さん一人ひとりにとってもすごく価値ある体験になることでしょう。応援しています。

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