清田区の「あしりべつ桜並木通り」の桜が4月27日(水)、ほぼ満開となり、見頃を迎えました。地域の人が花を眺めながら散策しています。

 「あしりべつ桜並木通り」とは、旧道の清田1条1丁目~北野1条1丁目の区間。この区間の旧道は、エゾヤマザクラの並木が沿道にあることから、平成23年(2011年)に区民からの公募で、「あしりべつ桜並木通り」という愛称がつきました。

 「あしりべつ」とは、清田区の昔の地名です(明治初め~昭和19年まで)。

 毎年、桜の季節になると、この区間の旧道は華やいだ雰囲気になります。

 ただ、この桜並木、年々、桜の数が減っている感じがします。花が付かない木も目立つようになった感がします。

 以前は、この「あしりべつ桜並木通り」には、約200本のエゾヤマザクラがあるといわれましたが、いまはそんなにないと思います。

 過去10年間、毎年、ここで桜並木の写真を撮ってきましたが、もう、桜並木と呼べなくなるのでは、と心配になります。

 北海道コカ・コーラボトリング前の「あしりべつ桜並木通り」は数年前、きれいな遊歩道まで整備しました。でも、肝心の桜が傷んでいては元も子もありません。

 地域としても、行政と一緒になって、この桜並木の再生に取り組む時期のような気がします。

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