清田区の人気蕎麦店「田舎そば・たちばな」(真栄5条1丁目3-1)の店内で10月30日(月)、「清田タマコンサート」が行われました。収益金は、清田区で保護された野良猫の飼い主探しの活動資金に生かされます。
「たちばな」の立花春子さんは、10年ほど前に「タマの会」を立ち上げ、清田区内の野良猫を捕獲して飼い主を探す活動を始めました。「タマ」というのは、放置された不幸な猫の総称として名づけたそうです。

コンサートの前においしいおそば
10年間で100匹ほどの猫を保護し、飼い主を探して引き渡したそうです。

あいさつする立花春子さん
しかし、タマの会の活動が休止状態になったことから、今年夏、新たに「清田タマの会」を立ち上げ、活動を再開しました。
清田タマの会は9月、10月で、清田中央地区や真栄団地などで子猫と母猫10匹ほどを保護。里親となる飼い主を探して引き渡したり、里親探しを行ったりしています。

出演した松尾竜平さん(右)と大島美雪さん
清田タマコンサートは、その活動資金集めを兼ねて企画したコンサートです。
この日は、30人ほどが集まり、まず、「たちばな」のおそばをみんなで食べました。

保護した子猫ちゃん
その後、ギター&ボーカルの松尾竜平さんとキーボードの大島美雪さんが登場しました。「星に願いを」「花は咲く」「見上げてごらん夜空の星を」などおなじみの曲を中心に演奏しました。

田舎そば・たちばな
おそば屋さんコンサートというのも、ちょっと趣が変わっていい感じです。
清田区でも、飼い主のいない猫が野放しになっており、悪臭や鳴き声などにより住環境に悪影響を与えることがあります。保健所に連れて行くと、飼い主が見つからない猫たちは殺処分の対象になってしまいます。
立花さんたちは、こうした不幸な猫たちを捕獲し、治療を施したうえで飼い主を見つける活動を行っています。連絡先は立花さん(TEL 080-3291-9022)。
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