秋元札幌市長は1月7日(水)、新札幌のホテルエミシア札幌で開催された清田区新年交礼会で、地元で猛反対が起きている新里塚斎場建設問題について言及しました。

里塚斎場問題に言及する秋元市長=2026年1月7日、清田区新年交礼会
秋元市長は、「斎場と地域の皆さんの暮らしをどうやって共存させていくのかという視点をしっかりと考えていかなければならない状況だと思います」と述べ、住民に寄り添う姿勢を見せました。
市長の発言は次の通りです。
「里塚斎場整備の関係で、昨年11月から住民説明会を始めさせていただきました。住民環境、生活環境が悪化するのではないかという懸念、それから地下鉄延伸の話を含めた清田区のまちづくりの進展はどうなのかという様々なご意見をいただきました。こういうご意見をしっかりと受け止めながら、丁寧な議論をしてまいりたい。
今後、多死社会になっていきますので、斎場の再整備は必要、待ったなしという状況であります。
しかしながら、斎場と地域の皆さんの暮らしをどうやって共存させていくのかという視点をしっかりと考えていかなければならない状況だと思います。
皆さん方のご意見を受け止めながら、丁寧な議論を進めていきたいと考えているところであります」

里塚霊園の奥に建つ里塚斎場
札幌市は、里塚霊園奥に建つ今の里塚斎場(昭和59年使用開始)が老朽化したとして、霊園内の円形広場に新たな斎場を建設する計画を立て、昨年11月から12月初めにかけて清田区内4か所で住民説明会を開催しました。

市が新里塚斎場の建設地としている里塚霊園円形広場
しかし、今の斎場より500mも住宅街に接近するため、どの説明会場でも反対一色という状況となりました。
今の斎場を建設するとき(昭和50年代)に、市が「地下鉄建設」などを約束したにもかかわらず、いまだ地下鉄延伸が実現しないまま、新たな斎場の提案を持ってきたことにも反発する声が上がっています。
清田区を「霊園と火葬場の街」だけにしないためにも、霊園と共存しつつも、地下鉄を含む清田区のまちづくりのしっかりした青写真を示してほしいものです。
市長は「斎場と地域の暮らしを共存させていく視点が必要」と述べました。地域の声に耳を傾けてほしいと思います。
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