札幌国際大学短期大学部幼児教育保育学科の「わくわくフェスティバル2017」が12月9日(土)、10日(日)の両日、同大学総合情報館プラザシアター(清田区清田4条1丁目)で開催され、学生たちが音楽舞踏劇「サーカス物語」を演じました。

 同大学幼児教育保育学科では、卒業後に保育者になる学生の表現力を磨くことに力を入れており、この音楽舞踏劇は表現を学ぶ集大成として位置づけているそうです。

 「サーカス物語」はドイツ児童文学作家ミヒャエル・エンデの作品で、人と人との絆をテーマにしたサーカス一座の物語です。

 幼児教育保育学科の学生126人全員参加で企画。キャスト、演出、衣装、ダンス、ヘアメイク、大道具、小道具、舞台照明、音楽隊、コーラス隊など、学生たちが全員で作り上げた音楽劇です。

 ステージは、華やかな衣装によるダンスあり、舞台狭しと演じる学生たちの熱演あり、音楽を演奏する楽団やコーラス隊も舞台下で頑張っていました。衣装もきれいで、すばらしかったです。

 眼を見張ったのが、学生たちの演技や踊りの表現力の素晴らしさでした。日々の稽古で学生たちが一人一人成長していったのが感じられる見事な舞台でした。

 会場には、友人や家族、地域の人たちがおおぜい詰めかけ、学生たちの演技に見入りました。昨年の音楽舞踏劇もすばらしいステージでした。

 華やかで、水準も高いこの音楽舞踏劇は、もっともっと地域の人たちに知られて、多くの方がご覧になるといいと思いました。それだけ価値ある舞台芸術になっていたと思いました。

 音楽舞踏劇の前には、総合情報館で音楽隊やコーラス隊によるミニコンサートも行われ、劇の開始を待つ来場者の前でクリスマスソングなどが演奏されました。

[広告]