真栄高校吹奏楽局は2月3日(土)、第10回定期演奏会を札幌市中央区中島公園のキタラ小ホールで開催しました。

 部員は15人。少人数ながら、吹奏楽の灯をともし続け、10回目の定期演奏会を迎えました。この日はOB・OGも13人加わり、演奏会を盛り上げました。

 オープニングは、顧問の一戸美齊子先生の指揮で、「吹奏楽のためのインヴェンション第1番」。その後、現役の部員だけの演奏やOB・OGを交えた演奏で「真栄サウンド」を次々と披露しました。

 途中、飲食券や図書券が当たる抽選会を行って会場を和ませて、再び演奏へ。おなじみの「Get It on」などを迫力ある演奏で聴かせてくれました。

 休憩の後は、黄色のポロシャツ姿でポップスなどを軽快に演奏し、客席も手拍子など部員たちと一体になって盛り上がりました。

 若い部員やOB・OGたちの一生懸命さが伝わってきて、とてもいい感じの演奏会でした。

 真栄高校吹奏楽局は昨年8月、全日本吹奏楽コンクール札幌地区大会に出場し銅賞を受賞したほか、9月には初のオータムコンサートを開催、12月にはクリスマスコンサートを徳洲会札幌南で開催するなど、今年度も充実した活動を行ってきました。

 また地元の真栄第四町内会の園遊会で演奏するなど、地域でも演奏活動を行ってきました。

 同校吹奏楽部は、高校近くにお住まいだった故水野一正さんが生前、「真栄高校にも吹奏楽を」と楽器を寄贈したのがきっかけで始まりました。この日の演奏会でもあいさつに立った局長の渡辺理音菜さんが、そのエピソードを紹介し、地域への感謝も忘れませんでした。

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