真栄中学校合唱部の定期演奏会が3月27日(火)、キタラ小ホール(札幌市中央区中島公園)で行われました。合唱部OB・OGや美しが丘小学校合唱団も入った合同合唱は、迫力あるすばらしい歌声でした。
真栄中合唱部は、全国大会出場の常連校として知られています。昨年は残念ながら全国大会は出場できませんでしたが、8月のNHKコンクール札幌大会で金賞、9月の北海道合唱コンクールでも金賞というすばらしい成績でした。
圧巻は、昨年5月、札幌パークホテルで行われた第68回結核予防全国大会において招待演奏したことでした。秋篠宮妃殿下紀子さまご臨席のもと、民謡や北海道の歌、東日本大震災復興チャリティーソング「花は咲く」などを歌い上げました。全国から集まった参加者から盛大な拍手を受けたそうです。
演奏後、紀子さまから「すばらしい歌声でした。私も『花は咲く』を一緒に口ずさんでいましたよ」と声をかけられたそうです。これは素晴らしい思い出になったことでしょう。
定期演奏会は、顧問の小山薫先生の指揮でアカペラの合唱から始まりました。続いて、美しが丘小学校合唱団の小学生たちがNHKコンクール曲などを元気いっぱいに歌いました。
真栄中合唱部は、今年度の活動の集大成としてコンクール曲などを格調高い合唱で披露しました。
休憩を挟んで後半は、ピンクレディーメドレーなどのポップスや、OB・OG、それから真栄中野球部の部員たちも加わって、コルシカ島の伝承歌を壮大な混声合唱で披露しました。
ピンクレディーメドレーは、小山先生も加わって振り付きで歌いました。
ステージのラストは、真栄中合唱部、OB・OG、小山先生の前任校の平岡緑中学校のOB・OG、美しが丘小学校合唱団による合同合唱。「ぜんぶ」と「くちびるに歌を」を70人を超す合唱で歌い上げました。
迫力ある美しいハーモニーに、客席の家族や友人、地域の人も感動した様子で聴き入っていました。生徒・児童らが一生懸命に歌う姿を見て、少し涙が出ましたよ。素晴らしい演奏会でした。
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