清田区民シニアスクールの入学式が5月16日(水)、三里塚小学校(里塚2条6丁目)で行われました。63歳から86歳までの16人が新たな気持ちで学校生活を始めました。

 生涯学習の高齢者教室は札幌市内の10区全部で札幌市により行われていますが、小学校の教室を使って児童との交流もあるのは、三里塚小学校で行う清田区民シニアスクールだけです。平成18年度から始まり、今年で13年目となりました。

 今年も清田区が企画し、里塚・美しが丘地区センター(里塚2条5丁目)の指定管理者であるNPO法人ワーカーズコープが運営します。

 入学式では、シニアスクール学校長の小角武嗣清田区長が「子どもたちの元気に触れることで、その活力や刺激を感じることもあるでしょう。皆さん同士の交流も深めて、その後の活動につなげてください」と式辞を述べました。

 入学生を代表して、樋口総一郎さんが「小学校で再び生徒として学べるのはとても楽しみです。有意義に過ごしたい」と抱負を述べました。

 シニアスクールは12月までの7か月間、夏休み期間中を除いて毎週水曜日の午前中に三里塚小学校で開講します。

 カリキュラムは、健康体操、家庭菜園、絵手紙、そば打ち、川柳、地域で活動している人の話など多彩で、清田区長との交流会もあります。そして、なにより三里塚小学校児童たちとの交流授業がふんだんにカリキュラムに盛り込まれています。

 これまでの卒業生の中には、地域でボランティア活動等の活躍をし、新しい仲間や生き甲斐を見出している人も多くいます。

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