ホタルの光を観賞する人たち

ホタルの光を観賞する人たち

 清田区の夏の風物詩、ヘイケボタルの観賞会が7月14日(木)から7月21日(木)まで清田区役所裏の通称「ホタル池」(清田区平岡1条1丁目)で行われています。

淡い光を放つホタル

淡い光を放つホタル

 清田区とNPO法人札幌清田ホタルの会が2000年(平成12年)から毎年開催している清田の夏の恒例行事です。

 ホタルは、平岡小学校の児童と札幌清田ホタルの会の会員が育ててきたもので、今年6月に池に放流し、成虫になったものです。

黒色の網シートで覆われたホタル池

黒色の網シートで覆われたホタル池

 池は、ホタルが逃げないように長さ40メートルの黒色の網シートで覆われ、中は真っ暗。そこに、ホタルの淡い可憐な光が点滅し、来場者は夏の幻想的な世界に包まれます。

 「あっ、光った。あそこだよ」「きれいだね」。子どもも大人も歓声を上げます。運が良いと、ホタルが手のひらに乗って光ることもあるそうです。

観賞後、感想文を書く来場者

観賞後、感想文を書く来場者

 清田区役所1階ロビーでは、札幌清田ホタルの会の活動を紹介した写真パネル展も同時開催しています。ホタルの生態や、ホタルの会が美しが丘緑小学校などで行っている出前授業の様子などが紹介されています。

清田区役所ロビーではホタルパネル展を同時開催

清田区役所ロビーではホタルパネル展を同時開催

 清田区では、平岡公園や真栄・有明方面の湿地などでヘイケボタルが生息しています。ホタルの会は、ホタルが住めるきれいな清田区の環境を守ろうと、毎年、このホタル観賞会を実施しています。期間中、毎年、3000人以上の来場者がある人気のイベントです。

 ホタル観賞会は、7月21日(木)まで毎日開催、時間は19時30分~21時。無料。問い合わせは、清田区役所地域振興課(TEL 011-889-2024)へ。

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