清田区には「みんなで元気に歌おう会」という楽しい歌の会があります。4月から11月まで毎月2回(第1、第2水曜日)、里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目)に集まり、歌う会を開催しています。

 今年の最初の歌う会が4月3日(水)、里塚・美しが丘地区センターで行われました。12月から3月までの冬期間は活動を休みます。このため、この日は久しぶりの例会とあって、フレッシュな気持ちで集まってきた会員(60人)が多かったようです。

 発声練習から始まり、「北国の春」や「青い山脈」などの懐かしい歌謡曲や「春が来た」などの唱歌を約2時間、みんなで大きな声を出して歌いました。

 伴奏は、この会を長く指導してきた小山内國行さん(元校長先生、美しが丘在住)のギターやマンドリン、ピアニストの伊東美枝子さんのピアノなどです。ヴァイオリンなども入ります。カラオケ全盛の時代ですが、生演奏を歌うのも気持ちがいいようです。

 みんなで大きな声を出して歌うのは健康にもいいような気がしますね。この会で友人を増やしている人もいます。

 「みんなで元気に歌おう会」は、前身の歌声サークルから数えると、この地域で20年近い歴史があると言います。

 長年、この会をリードしてきた小山内さんは「会員の中には、老老介護の人や、本人自身が病気で倒れたことのある人なども多くいます。この会で歌を歌って元気をもらっている人も多いんです」と言います。

 小山内さんは「歌の苦手な人こそ参加して」と長年言ってきましたが、この会に来ていると、みなさん、とても歌がうまくなってしまうそうです。

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