清田中学校吹奏楽部は8月31日(土)、札幌コンサートホール「キタラ」で開催された北海道吹奏楽コンクール中学校A編成の部(最大の50人規模)で見事、金賞を受賞して3年連続で全国大会出場の切符を手にしました。

 3年連続の全国大会出場です。大変な快挙です。

キタラで行われた北海道吹奏楽コンクールで演奏する清田中学校吹奏楽部。全国大会出場を決めた

 北海道吹奏楽コンクール(中学校A編成)は、全道各地区代表の30校が出場しました。清田中は、顧問の多米恵理子先生の指揮で、課題曲の行進曲「道標の先に」と自由曲のシンフォニエッタ第3番「響きの森」を演奏。審査の結果、清田中と北斗市上磯中学校の2校が北海道代表として全国大会出場を決めました。

 全国大会の第67回全日本吹奏楽コンクールは10月19日(土)、名古屋市国際会議場センチュリーホールで行われます。清田中吹奏楽部は、全国の場で思いっきり「清田サウンド」を披露してくれることでしょう。

 清田中吹奏楽部は、1年生20人、2年生23人、3年生15人の計58人。顧問の多米先生によると、中学校に入ってから楽器を始めた部員ばかりだそうです。それでも3年連続で北海道の代表になるのだから、なにか秘訣でもあるのでしょうか。

 多米先生は「徹底的に基礎練習をやっていることでしょうか」といいます。クラリネットやパーカッションなどパートごとに専門の講師から毎月、指導を受けて腕を磨いているそうです。

 多米先生は2016年に同校に着任。翌2017年から3年連続で同校吹奏楽部を全国へ導きました。多米先生の熱心な指導に部員たちも付いてきての快挙なのでしょう。

 清田中学校吹奏楽部の演奏は地域でも聴けます。9月22日(日)11時から14時まで、清田区役所前広場で行われる「KIYOTA MUSIC festa」に出演、演奏します。清田中は12時30分ごろから演奏する予定です。

 11月4日(祝)には、カナモトホール(札幌市民ホール)=札幌市北1条西1丁目=で第11回定期演奏会を開催します。13時30分開演で、入場無料です。定期演奏会では同校吹奏楽部の演奏をじっくりと聴くことができます。

 このほか、9月27日(金)に清田中学校祭で演奏するほか、9月28日(土)には清田南小学校(あそんじゃおう国)で演奏。10月5日(土)には清田緑小学校(サタデースクール)で演奏、11月3日(日)にはアリオ札幌(ガクエンサイ)で演奏と、地域での演奏も目白押しです。

 全国大会出場は多額の経費がかかります。同校吹奏楽部保護者会と同校PTA、清田中央地区町連、清田地区町連は地域の皆様に協賛金の協力をお願いしています。一口1000円で何口でも構わないそうです。協賛金の受付は9月24日(火)から10月18日(金)まで行います。

 随時、清田中学校で受け付けていますが、9月26日(木)と27日(金)の学校祭当日は清田中正面玄関でも9時~15時の間、受け付けるそうです。協賛金の問い合わせは、清田中学校(Tel 011-881-2034、担当:高橋教頭)へ。

 清田中学校吹奏楽部の頑張りは、清田区に元気をもたらしてくれます。ぜひ、全国大会の晴れ舞台でも頑張ってください。地域は応援しています!

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