札幌市清田区在住の落語家、桂三段さんが、「桂三段さんを応援する清田の会」の会員や、カフェ落語会などを開催してくれた札幌や道内の人たちに、特製のマスクを制作、贈りました。

桂三段オリジナルマスク

 桂三段さんは、新型コロナウイルスの影響により、現在、落語会などの活動を自粛しています。自宅で稽古やネタ創りの毎日だそうで、落語を聴いてくれる人たちと会える機会がなく、寂しい思いでいるといいます。

桂三段さん

 そこで、いつも自分を応援してくれる人たちに何か役に立てることはないかと考え、「桂三段オリジナルマスク」を制作し、プレゼントすることにしたそうです。

 マスクは、落語会などで販売している桂三段グッズの手ぬぐいで作りました。緑色の地に白色で「三」の文字をあしらった図柄で、「三段」の文字も入っています。遊びごごろいっぱいのマスクです。

 マスクは、50名余の人に、三段さんのメッセージとともに郵送で送りました。メッセージには「また皆様とお会いできることを楽しみにしています」と書いています。

 「桂三段さんを応援する清田の会」は2019年2月に発足。同年6月、桂三段さんチャリティー落語会を清田区民センターで開催しました。今年春にも清田区内で落語会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開催できませんでした。

 桂三段さんは帯広出身。桂三枝(現、桂文枝)師匠の弟子で、2015年4月に活動拠点を札幌に移しました。奥さんの実家がある清田区に居を構え、各地で落語会などの活動を展開しています。テンポのいい軽妙な語り口が特徴で、会場はいつも笑いの渦になります。

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