札幌市清田区出身のミュージシャンらが出演する音楽イベント「きよフェス2020」(主催・清田区役所)が9月19日(土)、清田区民センター(清田区清田1条2丁目)で開催されました。

きよフェス2020は吉澤吉澤の軽快な演奏で幕開け

HIKAblef
昨年まで3回、「きよたマルシェ&きよフェス」として清田区役所前広場と区役所1階ロビーを会場に開催してきました。

White Explosion
ところが、今年は新型コロナウイルスの影響で、マルシェは中止し、「きよフェス」だけを開催することにしました。
コロナの感染防止のため、4部制とし、各部に2組のミュージシャンらが出演する形をとりました。

アップダウン
清田区民センターは300人ほどのキャパがありますが、各部とも入場は60人までに制限しました。1部終わるごとに観客を総入れ替えしたうえ、座席等を区役所職員がアルコール消毒しました。

(右から)アップダウン竹森巧さん、小澤ちひろさん、吉澤早紀さん
この日の観客は延べ230人。観客は、マスク着用の上、声援など声を出すことは禁止されました。
コロナ時代の音楽イベントは大変です。

Shohei&the MU.S.I.C.
客席はやはり空席が多く、ちょっと寂しい感じでしたが、出演したアーティストの皆さんは、元気いっぱい楽しいステージを作り上げてくれました。

アルクリコール
出演したのは、ドラムとピアノの兄妹インストデュオ吉澤吉澤、バイオリンカルテットのHIKAblef、ダンス&ボーカル6人組のWhite Explosion、お笑い芸人のアップダウン、パワフルでノリのいい演奏をするShohei&the MU.S.I.C.、熱いロックバンドのアルクリコール、平岡出身のシンガーソングライター小澤ちひろさん、美しが丘出身のシンガーソングライター笹木勇一郎さん(出演順)。

小澤ちひろさん
きよフェス第1部は、平岡出身の吉澤吉澤兄妹の軽快な演奏で始まりました。続くHIKAblefは美しいアコースティックな演奏を披露してくれました。

笹木勇一郎さん
アップダウンは漫才のほか、シンガーソングライターとしても活躍しているメンバーの竹森巧さんが自作の新曲「盆踊り」などを披露しました。特に、この日の出演者でもある吉澤吉澤の吉澤早紀さんのピアノ伴奏で、小澤ちひろさんと竹森巧さんが歌うというシーンもありました。

人数を制限した会場
Jポップのシンガーソングライター小澤ちひろさんが、北島三郎さんの「まつり」を歌ったのには少しびっくりしましたが、伸びのある声で、会場も盛り上がり、とても良かったですよ。以前、インタビューさせていただいた際、「日本の歌謡曲が好きです」と言っていたのを思い出しました。

観客を入れ替えるたびに座席を消毒する清田区役所職員
ラストの笹木勇一郎さんは現在、東京を拠点に活躍しています。相変わらず伸びのあるいい声でした。最後に自作の「清田SONG」を歌って、今年のきよフェスはフィナーレとなりました。
今年のきよフェスの模様は、札幌市公式YouTubeチャンネルでオンラインライブ配信されました。延べ約1700人がオンラインで視聴しました。
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