「竹あかりnight in 東里塚みどり公園」というイベントが2月5日(金)、6日(土)(18時~20時)の2日間、東里塚みどり公園(札幌市清田区里塚緑ヶ丘11丁目)で行われました。

 竹にともした優しい灯りで、雪の園内は幻想的な雰囲気に包まれました。2日間で300人以上の地域の人が訪れ、「わあ、きれい」と竹あかりを楽しみました。子供も大勢来ていました。

 このイベントを企画・開催したのは、東里塚みどり公園を札幌市からの発注で昨年10月から修復工事を手掛けている株式会社横山造園(札幌市西区発寒6条5丁目)。地域の人たちに「公園を使って冬の楽しみを」と企画したそうです。

 竹あかりは、竹にドリルで様々な形に穴をあけ、中に灯りをともしたもの。灯りの光源はLEDもあれば、ろうそくもあります。竹あかりのデザインも様々です。竹が素材なので、輪の雰囲気も感じられます。

 竹で作ったバンブーランタンや、様々な竹オブジェも園内に飾られ、灯りがともされました。

 横山造園は毎年、正月の門松を約50組(100本)制作、ホテルやデパート等に納品しているそうです。正月が終われば、門松を回収しますが、その門松を再利用したのが、今回の竹あかりです。

 今回のイベントのため、横山造園の社員は、竹あかりの普及に努めている熊本県の団体に行って、作り方などを学んできたそうです。

 それだけに、公園内の竹あかりのオブジェは見事なものでした。

 寒い冬の夜でも、竹あかりに多くの地域の人が集い、地域のつながり作りにも寄与しているようでした。

 冬の地域イベントとしては、清田区でもスノーキャンドルやアイスキャンドルの「まちの灯り」が行われていますが、この竹あかりもなかなかいい感じです。

 これを機に、清田区で竹あかりのイベントを起こして、名物にしませんか。まだ、北海道ではあまり行われていない取り組みだと思います。

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