清田区の3つのシンボルといえば、平岡梅林、白旗山、そして厚別川(あしりべつ川)。その厚別川の上流にあるのがアシリベツの滝(札幌市南区滝野、国営滝野すずらん丘陵公園内)です。冬になると、滝が凍って「氷瀑」という現象が見られます。

アシリベツの滝の氷瀑

 そのアシリベツの滝の氷瀑を見に2月7日(日)、滝野すずらん丘陵公園に行ってきました。

滝の下流の厚別川(あしりべつ川)

 渓流口の駐車場に車を停めました。駐車料金420円。この駐車場から、厚別川沿いの道を1.1㎞ほど上流に向かって歩いた先に、アシリベツの滝はあります。雪道ですが、除雪、圧雪されていて歩きやすいです。樹林の中を行く道は、冬でも気持ちよい散策が楽しめます。

アシリベツの滝に行く道

 アシリベツの滝は落差26メートルあり、日本百名瀑の一つです。夏の間は、左右2本の滝の水が落ちる姿が眺められますが、冬は凍って大きなつららができて、全体に凍り付いています。

 右側の本流の滝は、氷が少し溶けて水が流れ落ちる様子も見えますが、左の滝は完全に凍り付いているように見えます。

 アシリベツの滝は12月下旬ごろから凍り始めるそうです。

 寒い冬なので見物に来る人は少ないだろうと思っていましたが、アシリベツの滝の氷瀑を見に来る人は結構多く、少し驚きました。また、アシリベツの滝へ行く道は、歩くスキーのコースにもなっていて、歩くスキーを楽しむ人たちともよくすれ違いました。

 中心ゾーンにも行ってみました。ファミリーゲレンデは、スキーを楽しむ親子連れらでにぎわっていました。長さ200メートルのチューブそり滑りのコースも大人気でした。ソリや雪遊びも楽しむ人たちもいます。

 滝野すずらん丘陵公園は、思い思いに冬を存分に楽しめる自然公園です。コロナ禍の中、雪の上を散策するだけでも、いい運動、いい気分転換になりました。

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