新型コロナウイルスの札幌市内各区別新規感染者数(3月1日~3月7日、1週間)は下記の通りです。カッコ内は前週(2月22日~2月28日)。

西区   35人(17人)
中央区 31人(27人)
豊平区 20人(11人)
清田区 18人(11人)
北区   18人(6人)
白石区 15人(12人)
厚別区 12人(16人)
東区   12人(7人)
手稲区 5人(4人)
南区   1人(4人)
全市  167人(115人)

 この数字は、札幌市医師会がまとめ、公表しているものです。

 厚別区と南区は前週より感染者が減少しましたが、ほかの8区は前週よりも感染者が増えました。札幌全市では、前週の115人から167人へと、増加に転じています。下げ止まりどころか、感染が拡大しています。

 特に、清田区は、北区と並んで18人で、上位4位です。清田区は、全市10区の中で最も人口が少ない区です。それを考えたら、かなり要注意です。

 札幌市医師会は、「清田区の学生でホットスポットを認めています。学生クラスターの影響と考えます」と分析しています。

 「清田区の学生でホットスポット」「学生クラスター」が何を意味しているのか、札幌市医師会の説明は、それ以上言及していないので、よく分かりません。不気味で、気になります。

 市医師会はまた「今後、年度末波が予測されます。異動前の送別会の在り方の検討が必要です」としています。

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