清田区役所玄関ロビーに3月17日(水)、「情報発信・待合空間」が誕生しました。区役所前バス停のバスを待っている間や、人との待ち合わせなどに活用できそうです。

清田区役所ロビーの待合空間

 待合空間には、イスやテーブルが置かれ、区役所や図書館に来た区民が自由に使えます。カフェはありませんが、ロビーにある自動販売機で缶コーヒーを買えば、カフェのようにも使えそうです。

各種情報を発信するデジタルサイネージを説明する小角区長

 イスとテーブルは、清田区内の株式会社イチムラ(里塚3条1丁目)が寄贈したものです。イチムラは、学校用椅子を中心に家具や鉄製品などを製造している会社です。

電子マネーチャージ機

 また、区役所周辺のバス停4カ所のバス接近情報と区政情報を発信するデジタルサイネージ(電子掲示板)が設置され、区役所前バス停に来るバスの遅延情報などがここで分かるようになりました。

 ただ、「乗降客の多い国道36号線の真栄バス停の情報がないのは残念」といった声も上がっていました。

 さらに、サピカなど複数の電子マネーのチャージ機も設置されています。

 また、ヤマト運輸と提携して、宅配便ロッカー「PUDO」も設置され、これは3月3日から供用開始しています。これを利用すると、荷物を都合の良い時に受け取れるというものです。

区役所玄関に設置された宅配ロッカー

 待合空間の中央には高さ3メートルのシンボルツリーが設置されています。これは札幌清田ライオンズクラブからの寄贈です。

 シンボルツリーの下には、さまざまなイベント等のチラシが置かれています。窓口の混雑時には、庁舎案内員が玄関ロビーに配置されるそうです。

窓口混雑時には案内人を配置

 清田区役所の玄関ロビーがこのような形になったのは、「地域交流拠点清田のにぎわいづくりに区役所でも何かできないか」と区役所内で議論し、少しでも人が集まるスペースづくりに至ったそうです。

 ちょっと便利になった区役所ロビーです。

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