新型コロナウイルスの5月24日(月)~5月30日(日)1週間の札幌市各区別新規感染者数および人口10万人あたりの各区別新規感染者数は下記の通りです。カッコ内は前週(5月17日~5月23日)

■各区新規感染者数
中央区 315人(449人)
東区  272人(341人)
豊平区 230人(309人)
北区  226人(348人)
白石区 200人(310人)
西区  156人(263人)
手稲区 104人(147人)
南区  87人(124人)
清田区 79人(94人)
厚別区 63人(110人)

■人口10万人あたりの1週間新規感染者数
中央区 131.2人(187.0人)
東区  103.8人(130.2人)
豊平区 102.5人(137.7人)
白石区 93.5人(144.9人)
北区  79.0人(121.7人)
手稲区 73.2人(103.5人)
西区  71.5人(120.6人)
清田区 70.2人(83.5人)
南区  64.3人(91.6人)
厚別区 49.9人(87.2人)

■新規感染者数の減少率(前週比)
厚別区 -42.8%
西区  -40.7%
白石区 -35.5%
北区  -35.1%
中央区 -29.8%
南区  -29.8%
手稲区 -29.3%
豊平区 -25.6%
東区  -20.3%
清田区 -15.9%

 このデータは、感染症専門医の岸田直樹先生の「札幌市の感染状況・医療提供体制の週間分析」から取っています。札幌市と札幌市医師会のホームページで公開しています。

 札幌市全10区で、新規感染者数は前週より減少しました。しかし、数値は依然と高い水準で、安心できるレベルではありません。引き続き警戒が必要です。

 減少率でみると、清田区が最も小幅で-15.9%にとどまりました。

 札幌市全体では、入院患者のうち重症・中等症患者が3分の2を占め、医療負荷の高い状態が続いています。入院待機の患者が札幌市内では6月1日夜時点で約100名もいます。救える命が救えない状態だと言います。

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