新型コロナウイルスの8月2日(月)~8月8日(日)1週間の札幌市各区別新規感染者数および人口10万人当たりの新規感染者数、デルタ株の各区別感染状況は次の通りです(カッコ内は前週)。

■各区別新規感染者数
中央区 321人(241人)
東区  219人(109人)
豊平区 197人(169人)
白石区 177人(137人)
北区  165人(111人)
南区  116人(81人)
西区  111人(86人)
清田区 74人(59人)
厚別区 65人(43人)
手稲区 56人(30人)

 全区で増加です。豊平区は前週比の増加率16.6%で、増加率を抑えた区の1位でした。清田区は59人→74人。

 感染性の高いデルタ株の感染拡大を抑えるために、より小さなコミュニティーでの対策・声掛けが重要です。

■人口10万人当たり各区別新規感染者数
中央区 133.7人(100.4人)
豊平区 87.8人(75.3人)
南区  85.7人(59.8人)
東区  83.6人(41.6人)
白石区 82.7人(64.0人)
清田区 65.8人(52.4人)
北区  57.7人(38.8人)
厚別区 51.5人(34.1人)
西区  50.9人(39.4人)
手稲区 39.4人(21.1人)

 全区で、緊急事態宣言の目安である「25人」を大きく上回っています。

■デルタ株各区別発生状況
中央区 118人
豊平区 75人
南区  70人
白石区 57人
北区  55人
東区  54人
西区  36人
手稲区 22人
清田区 21人
厚別区 21人

 デルタ株の検査率は、陽性全体の61.5%(8月11日現在)だそうです。100%検査すれば、デルタ株感染者数はもっと増えるということでしょうか。しかも、感染者の急拡大に伴い、デルタ株検査率が低下傾向にあるのが気がかりです。

 以上の数値は感染症専門医の岸田直樹先生の「札幌市の感染状況・医療提供体制の週間分析」から取ったものです。これは札幌市のホームページで公開されています。身近な生活圏での感染状況がわかり、とても参考になります。

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