ひまわり畑が広がる千歳市幌加のパレットの丘に行って来ました(2021年9月25日)。ゆるやかに波打つ丘一面に咲くヒマワリは圧巻です。

千歳 パレットの丘のひまわり=2021年9月25日

 パレットの丘は、千歳市内の国道337号から幌加方面に向かう道に入り、グレート札幌カントリー倶楽部前を過ぎると間もなく現れます。千歳観光連盟が立てた「パレットの丘」の看板が目印です。

 地元農家が臨時駐車場を設けてくれているので、そこに駐車しました。

 あたりは、なだらかな丘陵地帯の畑で、はるか遠くに夕張岳などの山並みも見渡せます。

 農家のご厚意で、畑の中の道を歩かせてもらい、ひまわりを見ながらの散策をしました。畑の中に入ることは厳禁です。

 ここのひまわり畑は平らではなく、なだらかな丘状になっているために、ひまわり畑がいっそう美しく見えるようです。

 ひまわりは、夏の小麦の刈り取り後に種をまき、秋に花が咲いたものです。開花後は、緑肥にするために、土にすきこみ(土と一緒に混ぜ合わせること)ます。そして、来春、ビート(砂糖の原料)を作付けするそうです。

 緑肥というのは、緑色植物をそのまま田畑にすき込んで肥料にしたもので、ここのひまわりは緑肥作物というわけです。

ビート畑

 そういえば、昨年訪れた際は、一面ひまわり畑だったところが、今回行ってみたら、一面緑のビート畑になっていました。毎年、ひまわり畑の場所は少し移動するようです。

 黄色のひまわり畑と緑色のビート畑が織り成すパッチワークの丘の景色は見事です。

 ひまわりは9月下旬から10月上旬が見頃だということです。

 パレットの丘の道路両側にハロウィンカボチャが並べられ、ひまわり見物に訪れた人を歓迎してくれているかのようです。農家の方のフレンドリーな心が伝わってきます。

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