PMFアンサンブル清田区公演が7月21日(木)、札幌国際大学総合情報館シアター(札幌市清田区清田4条1丁目)で開催されました。会場の250名の観客が、世界の若手音楽家のクラシック演奏を堪能しました。

 PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)は、世界の若手音楽家を育てる国際音楽祭で、毎年夏に札幌で行われています。約1か月間、密度の濃い指導を受け、札幌や道内、東京でコンサートを開き、成果を披露します。

 清田区公演は1999年から開催しています。かつては他区でもPMF公演が行われましたが、今も続いているのは清田区だけで、清田区の夏の名物行事になっています。

 今年、清田区公演に来たのは、日本、キューバ、ノルウェー、カナダ、ポーランド、オーストラリア、ベネズエラ、中国の若手音楽家14人。

 演奏した曲目は、ベートーヴェン「三重奏曲ハ長調作品87」、バツェヴィチ「ヴァイオリン四重奏曲」、シュポア「ヴァイオリン二重奏曲ト長調作品3-3」、モーツァルト「セレナーデ第13番ト長調K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』」の4曲。

 いずれも、格調高い演奏で、会場を魅了しました。

 PMF清田区公演は例年、清田区民センター(清田区清田1条2丁目)で開催していますが、今年は清田区民センターがコロナワクチン接種会場になっているため、札幌国際大学総合情報館シアターが会場になりました。

 会場は500席ありますが、感染防止策で250人に人数制限しての開催でした。

 清田区で、このような本格的なクラシック演奏を生で聴けるというのは、とても素晴らしいですね。会場に来た人も、とても満足そうな表情でした。

 PMF清田区公演は、清田区、札幌国際大学、清田区青少年育成員会などでつくる実行委員会で開催しています。

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