札幌市は8月を野菜摂取強化月間として、「もっと野菜を食べよう」キャンペーンを行っています。清田区役所でも、「野菜を食べよう」パネル展を8月19日~31日まで開催中です。

「野菜を食べよう」パネル展=清田区役所玄関ロビー
成人1日あたりの野菜摂取目標量は350g以上ですが、札幌市の健康・栄養調査(2016年)によると、札幌市民(成人)が1日に食べている野菜の量は平均288gで、目標の350gより60gほど足りませんでした。
また、同調査によると、清田区民は「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をする人の割合」が、札幌全市平均と比べて各年代で低いことも分かっています。
主食とはごはん、パン、麺類。主菜とは肉、魚、卵、大豆製品。副菜とは野菜、海藻、きのこなどです。札幌市健康・栄養調査の「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をする人の割合」は以下の通りです。
年代 全市 清田区
全体 38.7% 33.3%
20代 19.3% 20.0 %
30代 26.3% 9.1%
40代 28.0% 24.0%
50代 39.8% 35.0%
60代 46.2% 45.5%
70代 55.5% 44.4%
清田区民は、野菜を十分に摂取したバランスよい食事(主食・主菜・副菜の割合が3:1:2)をする人の割合が全市平均より低いということのようです。

清田区役所作成の野菜を使ったレシピ集
野菜を食べると、いいことがたくさんあるといいます。肥満の予防、皮膚や粘膜の健康維持、生活習慣病の予防などです。
区役所玄関で開催中のパネル展では、こうした野菜の効能や野菜をたくさん食べる工夫などが分かりやすく紹介されています。
また、清田区保健福祉部健康・子ども課で作成した「きよた野菜でクッキング」などの野菜を使った健康クッキングのレシピ集なども配布しています。
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