北海道教育委員会、北海道高校体育連盟、札幌国際大学は9月9日(金)と10日(土)の2日間、全道の高校運動部活動指導者研修会を札幌国際大学(札幌市清田区清田4条1丁目)で初めて開催します。

記者会見する(左から)蔵満学長、駒井道高体連会長、阿井学部長

 8月22日(月)、北海道高校体育連盟の駒井博和会長(札幌白石高校校長)、札幌国際大学の蔵満保幸学長、同大学スポーツ人間学部の阿井英二郎学部長が札幌国際大学で記者会見して明らかにしました。

 それによると、この研修会は、北海道の高校運動部の指導者(高校の先生)の指導力向上を通して、高校生の競技力向上と安全安心で効果的な部活動の運営を図るとともに、2023年夏、北海道で36年ぶりに開催される全国高校総体での北海道選手団の活躍につなげる目的で開催されます。

 内容は、スポーツ庁長官で男子ハンマー投げアテネ五輪金メダリストの室伏広治さんと、北海道日本ハム前監督で野球日本代表監督の栗山英樹さんの2人が講演するほか、コーチング学や運動生理学、スポーツ心理学などの札幌国際大学スポーツ人間学部の教授陣がセミナーを行います。

 セミナーの講師は次の通りです。

 阿井栄二郎教授(コーチング学、スポーツ心理学)、小林秀紹教授(トレーニング学、数理体力学)、国田賢治教授(運動生理学、神経生理学)、樋口善英教授(理学療法、機能解剖)、田部井祐介講師(コーチング学、スポーツ心理学と情報戦略)。

 対象は、全道の高校運動部を指導する先生たちで、一般の人は参加できません。参加料は無料。すでに約280人の参加申し込みがあるそうで、8月末まで参加申し込みを受け付けています。問い合わせはメールで、junki-yasuda@ts.siu.ac.jp(札幌国際大学・担当 安田)まで。

札幌国際大学

 札幌国際大学は今年、地域の人の健康増進を図るSIUスポーツクラブを清田区とともに設立したほか、女子サッカー部の創部、フットサルのエスポラーダ北海道との包括的産学連携協定北海道コカ・コーラボトリングとの包括連携協定など様々な取り組みに乗り出しています。

 高校運動部活動指導者研修会もその積極的な大学運営の一環と考えられ、注目されます。札幌国際大学、元気です。

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