令和4年度の清田区防災訓練が10月29日(土)、真栄小学校で行われました。

避難所開設訓練=真栄小学校

 今年は清田地区町内会連合会の町内会役員ら25人と、他の4町連の町内会役員・区役所職員ら25名の計約50人が参加して行われました。

 訓練は石狩地方中部で震度6弱の地震が発生し、建物の倒壊やライフライン被害が発生したという想定で、避難所の開設と運営の訓練を行いました。

 まず、みんなで手分けして真栄小学校内に格納されているテーブルや毛布等を取り出し、避難所を開設する訓練を行いました。

 続いて、避難者の誘導、寝袋の設置など避難所の運営を模擬体験しました。

 訓練で目立ったのが、参加した人の大半が高齢の男性たちだったということ。70歳を超える人が、重いテーブルなどを取り出し、一生懸命に避難所を開設する訓練に励んでいました。

 災害時の避難所の開設・運営は、爺さん部隊が老骨に鞭打って頑張ることになりそうで、なんだか痛々しくて違和感があります。

 20代~50代の現役世代の人が、もっと参加する形になればいいのですが。

 参加した高齢男性の皆さんは、一生懸命に取り組んでいましたが、この人たちは本来、災害時には保護されてもいい側の人たちではないでしょうか。

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