札幌市清田区平岡公園東6丁目5-16の熊谷宏之さんが2月22日(水)、今年も自宅前に「春を呼ぶ満開の桜」の雪像を制作しました。

満開の桜の雪像と、制作者の熊谷さん

 熊谷さんは毎年1月に「新年を祝う雪像」を制作し、2月には「春を呼ぶ満開の桜」の雪像を自宅前に制作します。雪像制作は今年で24年目になります。

 満開の桜の雪像は高さ2m60センチあり、雪と氷で作った桜の木と枝に、氷で作った13個の花びらが咲いています。花弁は、中に桃色の色紙を入れて、淡いピンク色に染まっています。

 まだまだ寒い日が続き、辺りは雪景色ですが、熊谷さん宅の前は一足早く春が来そうな華やかさです。

 今年は1月31日に新年を祝うアンパンマンの雪像を制作し、その後、2月3日にアンパンマンの雪像を解体して2月5日から満開の桜の雪像の制作に取りかかったそうです。

 木製の支柱を雪の上に設置することから始め、雪を付けて固めていきます。

 同時に、花びらを一つずつ制作します。木枠に雪を詰めて、固めて、花びらをつくりました。花が13個完成した所で2月18日から、花を支柱に設置する作業を行い、2月22日ようやく完成しました。

 熊谷さん宅の満開の桜の雪像は、「早く、春よ来い」と言っているかのようです。

 近所でも毎年話題で、今年も早速、町内会の人が回覧板に載せるために写真を撮りに来たそうです。

 以前、受験生が「サクラ咲く」雪像を合格祈願で拝みに来たこともあったそうですよ。

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