豊平公園(札幌市豊平区豊平5条13丁目)のカタクリとエゾエンゴサクの花が見頃になっています(2023年4月19日)。

ピンク色のカタクリと青色のエゾエンゴサク=2023年4月19日、豊平公園

 カタクリとエゾエンゴサクの群落がみられるのは、豊平公園内の野草園。ピンク色のカタクリと青色のエゾエンゴサクの花が、野草園の一角をぎっしりと埋め尽くし、見応えがあります。

 カタクリとエゾエンゴサクは、似た環境を好むようで、大体、同じ場所で同じ時期に咲くようです。

 まだ色のない春先の公園内で、「春の妖精」とも言われる2つの花が咲き誇る様は、なかなか幻想的です。

 昨年、浦臼神社のカタクリとエゾエンゴサクの群生地を見てきました。豊平公園は、浦臼神社ほどの規模はありませんが、気軽に2つの花の群落を楽しめます。

 豊平公園は、花を観たり散策したり、春の訪れとともに来園者が増えてきました。農林水産省林業試験場の跡地を利用して誕生した公園なので、7.4ヘクタールの園内には樹林もあり、まちなかの公園なのに自然が豊かです。

 豊平公園は、地下鉄東豊線「豊平公園」駅の1番出口を出てすぐです。駐車場もあります。

[広告]