第20回記念清田区ふれあいコンサートが10月23日(日)、清田区民センター(清田区清田1条2丁目)で行われました。総勢22名の演奏家が出演、会場を埋めた380名もの区民がクラシック演奏を堪能しました。

20回記念清田区ふれあいコンサート=清田区民センター
清田区ふれあいコンサートは清田区民コンサート実行委員会(大内良一代表)と清田区民センター運営委員会の主催。清田区が誕生した1997年から毎年開催し、今回が20回記念コンサートとなりました。

永沼絵里香さんのピアノソロ
ふれあいコンサートは、音楽を通じて地域のふれあいとまちづくりに貢献しようと大内さんら区民有志が集まって第1回を開催。1回目は清田区民センターが改装中だったことから清田小学校体育館での開催でした。

3人の声楽家による歌曲

指揮を執る佐藤寿一さん
2回目からは毎年、清田区民センターで開催してきました。まさに、清田区の歩みとともに、この区民コンサートは歩んできたことになります。毎年、清田区内の企業や病院などが協賛し、この音楽イベントを支えてきたことも20回記念を迎える大きな力になりました。
20回記念コンサートは永沼絵里香さんのピアノソロで始まりました。ベートーベン「エリーゼのために」、ショパン「子犬のワルツ」、リスト「ラ・カンパネラ」などおなじみの名曲を演奏。観客を一気にクラシックの世界に引き入れました。
続いて、ソプラノ中田友紀さん、メゾソプラノ斉藤みゆきさん、バリトン岡元敦司さんの3人の声楽家がステージに登場。オペラ「カルメンとエスカミーリョの二重奏」などを演奏しました。中田さんは清田区在住で、清田区「のびのび歌おう会」の指導もしています。

挨拶する大内良一さん
休憩をはさんで後半は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの演奏家16人による弦楽合奏のステージ。清田区在住で清田区民コンサート実行委員会事務局長の佐藤寿一さん(佐藤ギタースクール主催)が指揮を執りました。

会場を埋めた清田区民
演奏曲目はパッヘルベル「三つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンニ長調」やモーツァルト「アイネ・クライム・ナハトムジーク第1楽章」などおなじみの名曲で、多くの観客は気持ちよさそうに聴き入っていました。
会場は300席で満席になりますが、この日はさらにパイプイスを前方に並べ、およそ380名がコンサートを楽しみました。

最後に会場全員で「上を向いて歩こう」を合唱
最後に、この日の出演者全員と会場を埋めた区民が一緒になって「上を向いて歩こう」を合唱し、終了となりました。20回記念にふさわしい感動的ですばらしいコンサートでした。
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